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背景データのあるマウス大腸炎モデル;創薬研究の活用に 日本クレアの試験サービスのご紹介

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背景データのあるマウス大腸炎モデル;創薬研究の活用に 日本クレアの試験サービスのご紹介

日本クレアでは背景データを備えたDSS誘発大腸炎マウスの試験が実施可能です。動物施設や技術者不足等の問題がありましたら、ぜひ日本クレアにご相談下さい。


日本における潰瘍性大腸炎の患者数は1960年以降増加傾向にあり、2014年時点で人口10万人当たり133.2人とされています。この傾向は日本にとどまらず、世界的にも患者数は増加していますが未だ根治的治療法はありません。

日本クレアでは潰瘍性大腸炎の治療法の開発・研究をサポートするべく、DSS誘発性大腸炎マウスのバックグラウンド・データを取りました。

DSS誘発大腸炎モデルは、使用する動物の供給元や試験施設が変わると症状の現れ方に差異が生じることが知られています。当社は動物のブリーディングから試験までを一括で担うことで、再現性の高い試験結果をご提供することが可能です。

特に以下のお客様に最適なサービスを提供いたします。

  • 大腸炎モデルを使った試験をしたいが、動物施設がない or 技術者がいない
  • 事前検討をせず、すぐに試験を始めたい
  • in vivoのパイロット試験をしたい

このような際はぜひ日本クレアにお問い合わせ下さい。

熟練のテクニシャンが試験を実施いたします!

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バックグラウンド・データ

弊社生産のC57BL/6JJclを使用したバックグラウンド試験の結果をご紹介します。雄8週齢 DSS 3.0%投与群(n=5)とControl群(n=3)を比較しています。DSS 3.0%投与群は5日間DSSを飲水投与し、その後6日間は通常飲水を投与しました。体重、糞便スコア(Diarrhea Score, Fecal Blood)、結腸長*、病理組織学的検査を実施しました[1]。

The data were analyzed for statistical significaces using Student’s t-test. Difference was asseced with two-side test with an α level of 0.05 Values are means ± SD of independent experiments. Asterisk indicates a significant difference (p < 0.05).

バックグラウンド・データ 

 

体重曲線

DSS 3.0%投与群では、大腸炎に伴う症状である体重減少が確認されました。

体重曲線 

 

結腸長の測定

DSS 3.0%投与群はControl群と比較し、結腸長の有意な短縮が確認されました。

結腸長の測定 

 

糞便スコア

血便ならびに便の性状からスコアリングを実施しました。

糞便スコア 

 

DSS 3.0%投与群において4日目で血便および軟便の症状が観察され、それ以降は症状が緩和されました。

軟便の症状 

 

病理組織学的評価

DSS 3.0%投与群では腸陰窩の消失、びらん、筋層の肥厚、炎症細胞浸潤といった大腸炎の症状が確認されました。Control群では著変は認められませんでした。

大腸炎の症状 

 

DSS 3.0%投与群で結腸の炎症惹起が確認されました。

結腸の炎症惹起 

 

試験デザイン例

DSS誘発大腸炎試験のプランを設定いたしました。

試験デザイン例 

  • 投与およびモニター:
尾静脈投与を行い、試験開始から最終採材までの間、隔日で糞便・体重をモニター
 
  • 採材:
試験最終日にマウスから結腸*、血液(血清)を採材
 
  • 解析:
結腸長の測定・病理学的解析**血清中の炎症性サイトカイン等のバイオマーカーをELISAにて測定
 


* 盲結腸移行部から結腸遠位端までの大腸を結腸と表記。
** 本サービスで病理検査をご希望されるお客様へは、弊社にて採材・固定した結腸サンプルの解析先のご案内、アウトソースまでをお手伝いいたします。

お見積りはこちらからお問い合わせ下さい。

 

参考文献

[1] Melgar S, Karlsson A, Michaëlsson E. Acute colitis induced by dextran sulfate sodium progresses to chronicity in C57BL/6 but not in BALB/c mice: correlation between symptoms and inflammation. Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol. 2005 ;288(6):G1328-38. doi: 10.1152/ajpgi.00467.2004.

[2] Kim JK, Lee SH, Lee SY, et al. Grim19 attenuates DSS induced Colitis in an animal model. PLoS One. 2016; 11 (6). doi: 10.1371/journal.pone.0155853.

[3] Lee KW, Kim M, Lee CH, et al. Treatment of dextran sulfate sodium-induced colitis with mucosa-associated lymphoid tissue lymphoma translocation 1 inhibitor MI-2 is associated with restoration of gut immune function and the microbiota. Infect Immun. 2018; 86 (12). doi: 10.1128 /iai.00091-18.

 

よくある質問

自社施設にてバックグランドデータと同じ条件でクレアのマウスで試験をしたが、症状がデータより重かった/軽かった。

試験施設の微生物環境等により、大腸炎の症状は変化いたします。
弊社技術部での実施結果としてご理解下さい。

 

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