環境に配慮した取り組み
持続可能な社会の実現には環境に配慮した取り組みが必要です。当社の取り組みを紹介します。
生産効率向上によるCO2排出量の削減
当社では、飼育施設、事務所などの新築、改修工事時に省エネ使用の機材設備の更新を継続的に実施しております。 さらに、定期的に生産計画を見直して、過剰生産を減らす事でCO2削減に努めると共に床敷、飼料等の製造業者のCO2削減にも寄与しております。

LED化の推進と室内エアコン温度管理実施
当社では、事務所・会議室・検査室等に設置したエアコンの温度記録を日常的に取り、常に推奨温度にて維持し、使用電力の減少に努めています。さらに、施設内照明のLED化を進めており、LEDに変更することで、使用電力の減少と、CO2削減に努めています。

廃棄物量の削減と資源リサイクルの実施
当社では、資材搬入時に出たダンボール及び使用済みプラスチック輸送箱のリサイクルを実施、また、廃棄物の削減活動として、使用済み床敷の有機肥料化に取組んでおります。

排水管理・処理
当社の動物生産施設では、上水と地下水を使用しております。動物生産施設では使用効率を高めるために自動洗浄機等にて、洗浄水の再利用を行い、水の使用量削減に努めております。また、排水は大型排水処理設備を各生育場に設置し、地域排水条例を遵守し、河川や地下水に影響が出ないよう月1回の排水検査を実施。生態系に配慮し、河川放流や地域管理下水道へ流しております。
シールドシステムの導入
当社では、従来、飼育施設内のクリーン度を維持するため入室時にシャワー浴を実施していましたが、現在はシャワー浴が不要となる完全密封型の作業衣「シールドシステム」(写真参照)への切換えを順次進めています。この変更によって温水を使用せずに入室することで、CO2削減に繋がるだけでなく、温水シャワーに伴う排水も削減でき環境負荷の軽減が可能となります。 また、入室時の男女区別が不要となり、入室に要する時間も短縮できることから、ジェンダーレスな労働環境が実現でき、身体的負担も軽減されることで飼育施設における生産性向上も期待できます。

新規にシールドシステムを導入した事業所におけるシャワーに用いるエネルギー(燃料)使用量および水使用量の削減実績と予想


森林等緑化活動の推進
当社では、自然豊かな地域に生育場が有り、当社所有林の保護や地域自然環境整備活動を継続して行っております。
