
Diet Research Data (試験データ集):C57BL/6J Jclマウスに対するAIN-93GおよびCLEA基礎精製飼料の長期給与試験結果
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1.目的
マウス·ラット用特殊飼料の基礎背景データを採取するとともにAIN-93GとCLEA精製基礎配合の長期給与データ収集を行う。
2.材料及び方法
(1)供試動物
C57BL/6JJcl マウス480匹(雄240、雌240匹)
(2)給与飼料
CE-2(対照)、AIN-93G、CLEA精製基礎配合(CLEA)
(3)試験デザイン
供試動物は4週齢で導入し、1週間の馴致(CE-2給与)の後に、体重に差が生じないよう雌雄各80匹ずつ3群に分け、5週齢から各飼料の給与を開始した。試験の実施場所は、日本配合飼料(株)中央研究所 マウス·ラット飼育室(コンベンショナル、温度:23±2℃、湿度:40~60%、12時間の明暗サイクル(light:9:00~21:00))であり、マウスはポリカーボネートケージ(182×260×128mm)に5匹飼育とした。尚、飼料·飲水(水道水)は自由摂取とした。
(4)測定項目
- 一般状態:毎日
- 摂餌/飲水量:1週間の摂餌量·飲水量を測定し、1日の平均量を算出した。但し、17週齢以降は隔週測定とした。
- 体重:毎週測定。但し、17週齢以降は隔週測定とした。
- 臓器重量:給与開始後4、12、24と48週時(それぞれ9、17、29と53週齢)に、各群20匹(4ケージ)について、それぞれ24時間絶食後、セボフルラン(セボフレン、丸石製薬(株))麻酔下で解剖を実施した。腹大動脈からの採血を終えた後、各臓器を採取した。測定対象臓器は、心臓、肝臓、腎臓と脾臓とした。
- 血液生化学値:採取した血液は、血清、血漿分離の後に-80℃で保存し、採血の翌週に日本 クレア富士宮技術サービスセンター(FTSC)に送付して、血液生化学値の分析に供した。
(測定項目:ALT、AST、ALP、Glu、T.C、T.P、Ca、CI、BUN、CRE)
3.統計解析
- Tukey-Kramer法による多重比較検定を行い、異符号間に5%水準で有意差があることを示した。
表1 試験飼料一般成分分析結果
*AIN-93GおよびCLEAについては、粗繊維は、公定法による分析が困難である為、設計値を用いた。
①.摂餌量
図1 各群の摂餌量の推移(雄マウス)
表2 雄マウスにおける各群の摂餌量の推移
図2 各群の摂餌量の推移(雌マウス)
表3 雌マウスにおける各群の摂餌量の推移
②.飲水量
図3 各群の飲水量の推移(雄マウス)
表4 雄マウスにおける各群の飲水量の推移
図4 各群の飲水量の推移(雌マウス)
表5 雌マウスにおける各群の飲水量の推移
③.体重
図5 各群の体重の推移(雄マウス)
表6 雄マウスにおける各群の体重の推移
図6 各群の体重の推移(雌マウス)
表7 雌マウスにおける各群の体重の推移
④.臓器重量
表8 雄マウスの解剖時臓器重量
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
表9 雌マウスの解剖時臓器重量
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
⑤.血液生化学値
表10 雄マウスの9週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定
表11 雄マウスの17週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定
表12 雄マウスの29週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定
表13 雄マウスの51週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定
表14 雌マウスの9週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定
表15 雌マウスの17週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定
表16 雌マウスの29週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定
表17 雌マウスの51週齢時血液生化学値
:異符号間に有意差あり(P<0.05)
※: 血漿(ヘパリン加)で測定