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重度免疫不全動物NOGマウスと 多様なヒト免疫システムの再現を可能とする 次世代NOGマウス ラインナップのご紹介 (販売:インビボサイエンス/生産:日本クレア)

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重度免疫不全動物NOGマウスと 多様なヒト免疫システムの再現を可能とする 次世代NOGマウス ラインナップのご紹介 (販売:インビボサイエンス/生産:日本クレア)

1. 重度免疫不全マウスの生産


日本クレアは (公財) 実験動物中央研究所で開発されたNOGマウスと、その派生ラインである次世代NOGマウスのなかでも生産規模拡大の必要がある一部の系統の委託生産を行っています。

現在、複合免疫不全を呈するNOGマウスの次世代ラインナップの開発は、特に免疫研究分野に大きく加速されております。

一部の系統は、日本においてインビボサイエンス株式会社より販売されており、アメリカにおいてもTaconic Bioscience社を介し販売開始され注目を集めております。

NOGマウス関連における日本クレアの生産体制


以下に販売可能な主なNOG関連系統の概要をご紹介します。

※概要説明・販売に付きましてはインビボサイエンス株式会社にお問合せ下さい。


■ヒト化マウスの基盤となる重度免疫不全マウス

◇NOGマウス 

概要:

がん細胞や正常細胞、iPS由来細胞など多様なヒト細胞に対して高い生着性を持たせることを目標に開発されました。重度の免疫不全度を示し、異種移植・ヒト細胞移植に対して優れた生着性を有しております。がん研究をはじめとした創薬研究、基礎医学研究に幅広く用いられております。

特徴:

  • 多様な異種移植、ヒト細胞の生着が可能
  • がん、感染症、免疫学、CAR-T、iPS細胞、およびヒト化免疫系移植に使用可能

原著論文:Ito M et al. Blood 2002



■ヒト肝細胞移植に特化したマウス:肝臓ヒト化・肝細胞生着

◇TK-NOGマウス

概要:

NOGマウスの優れた移植生着性に合わせ、ヒト肝細胞移植によるマウス体内でのヒト肝臓再構築を目標に開発されました。

アルブミン遺伝子のエンハンサー/プロモーター支配下で、NOGマウスの肝臓に自らをアポトーシスにより細胞を死に至らしめる「自殺遺伝子」と言われるHerpes Simplex Virus-1 Thymidine Kinase (HSV-TK) を発現する遺伝子が導入されています。

更にガンシクロビル投与によって肝臓特異的な障害を誘導し、その後初代ヒト肝細胞を脾臓門脈経由で移植してヒト肝臓を再構築、Hu-liver TK-NOGマウスを作ります。

特徴:

  • NOGマウスの高い移植生着性に加えて遺伝子改変 (Tg) により肝臓特異的障害を誘導可能であるため、Hu-liverマウスを作製可能
  • Tgにて肝臓特異的に単純ヘルペスウイルスのチミジンキナーゼ (TK) を発現
  • 初代ヒト肝細胞移植にてヒト肝臓再構築


■次世代NOGマウス

ヒトの免疫システムを再現することができる動物モデルの開発は、疾患の病態生理学を研究し、新しい治療法を生み出すために重要です。次世代NOGマウスは既存のヒト免疫システム再構築モデルの限界を克服するために設計されました。現在、販売に先駆けてインビボサイエンス株式会社を窓口として実中研より頒布されております。

◇NOG MHC I,II KOマウス (日本クレア生産)

移植片対宿主病 (Graft Versus Host Disease:GVHD) を回避してヒト免疫系が構築できる画期的なモデル

概要:

NOGマウスの優れた移植生着性に加え、マウス細胞が移植したヒトT細胞に攻撃されないようにすることを目標に開発されました。

NOGマウスの主要組織適合遺伝子複合体 Major Histocompatibility Complex (MHC) のIとIIの遺伝子を欠損させました。

ヒトPeripheral Blood Mononuclear Cells (PBMC) 移植によりNOGマウス体内に入ったヒトT細胞がマウス細胞のMHC IとIIを標識とした攻撃 (GVHD) をする事を抑えます。これにより今まではGVHD発症により1ヶ月程度の観察期間しか無かったものを、より長く (3カ月の報告例あり) 観察出来る様になっています。

特徴

  • 遺伝子欠損によりヒトT細胞のマウス細胞攻撃標識となるマウスMHC IとIIの発現を欠失
  • hPBMC移植時、ヒトT細胞によるマウス細胞への攻撃を軽減し、GVHDを効果的に回避


◇NOG-EXLマウス (日本クレア生産)

ミエロイド系細胞への分化が優勢なモデル

概要:

NOGマウスの優れた移植生着性に加え、ヒト造血幹細胞 (human hematopoietic stem cell:hHSC) 移植後にマウス体内にてミエロイド系免疫細胞 (樹状細胞・マクロファージ等) を分化誘導させる事を目標に開発されました。

T細胞、マクロファージ、内皮細胞、線維芽細胞等の産生を促す顆粒球単球コロニー刺激因子Granulocyte Macrophage colony-stimulating Factor (GM-CSF) 、および造血成長因子-特に骨髄系前駆細胞の増殖および生存の刺激において重要な役割を果たすInterleukin-3 (IL-3) を発現する様、NOGマウスにヒトGM-CSFおよびヒトIL-3遺伝子を導入しています。

これによりhHSC移植後、ミエロイド系細胞の分化が優勢なヒト免疫システムの再構築が可能となりました。

特徴:

  • 遺伝子導入によりヒトGM-CSFおよびヒトIL-3を発現
  • このヒトGM-CSF・ヒトIL-3を発現によりhHSCの生着率が高く、ミエロイド系細胞の分化が優勢なヒト免疫システムの再構築が可能
  • ミエロイド系免疫細胞産生が重要要素となる、ヒト急性骨髄性白血病移植試験に最適

原著論文:Ito R et al. J Immunol 2013



■その他:

◇NOG-FcgR KOマウス

ヒト抗体の機能評価に適したマウスFcgRを欠損

◇NOG-IL-6 Tgマウス

腫瘍内浸潤マクロファージ (Tumor-associated macrophage: TAM) の研究に適したモデル
炎症性・抗炎症性サイトカイン両方に作用するヒトInterleukin-6 (IL-6) を発現

◇NOG-hIL-2マウス

hHSCからヒトnatural killer (NK) 細胞を分化誘導することができるヒト IL-2を導入

◇NOG-hIL-15マウス

移入されたヒトNK細胞の活性化や維持に寄与するヒトIL-15を導入

ご興味のある方はぜひインビボサイエンスにお問合せ下さい。



2.ヒト化モデルマウスの作製技術


日本クレアでは (公財) 実験動物中央研究所より技術移管され、TK-NOGマウスの肝臓をヒト化したHu-liver TK-NOGマウスを作製しております。

■Hu-liver TK-NOGマウス作製方法


上記モデルマウスは、インビボサイエンス株式会社より販売されております。下記よりお問合せ下さい

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