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SDT fatty ラット糖尿病性腎症モデルのご紹介

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SDT fatty ラット糖尿病性腎症モデルのご紹介

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糖尿病研究において、より早期に高血糖を安定的に発現するラットモデルが求められていました

2004年、SDT fatty ラットは 非肥満2型糖尿病モデル SDT ラットに レプチン受容体変異を導入した系統として確立されました。

2004年、SDT fatty ラットは 1 型糖尿病モデル SDT ラットに レプチン受容体変異を導入して作製されました。

SDT fattyラットは糖尿病発症が SDT ラットに比し若齢期から認められ(8週齢  600mg/dl)、早期の試験開始が可能です。

日本クレアは 2012 年より 肥満2 型糖尿病モデル,SDT fatty ラットの販売を開始しました。
その後、現在まで本モデルの合併症研究における有用性を証明する研究論文が報告されました。
→ただ、世界的には未だ広くは認知されていませんでした。

 

4年後・・・

2016年、 フランスの CRO Physiogenex 社より「NASH 受託試験サービスの代理店契約」を打診してきました。
Physiogenex 社は糖尿病・NASH 及び心不全の領域を専門とするCROであり、海外大手製薬企業に多くのサービスを提供しています。

 

代理店契約が進む中、休憩時間に “それ” は起こりました。

日本クレア営業部長:

「SDT fatty ラットを知っていますか?NASH モデルとして開発しませんか? 動物は無料で出せます。」

ブライアンド博士:

「現在 NASH 動物は良いモデルを持っています。ただ、、、私の顧客は25週齢までに糖尿病性腎症になる動物モデルを探しています。SDT fatty ラットが糖尿病性腎症モデルになり得るか、検討しましょうか?」

 

そしてこの場で、3つのモデル条件が確認されました。

これを達成するためには腎臓へ負荷をかける必要がある。

腎臓に負荷:飲水に0.3%食塩負荷 / 片腎摘出

 

試験結果

結果:血糖値は片腎+食塩水負荷で400mg/dl以上の高値を示しました。/片腎+食塩水負荷で高血糖を示すとともに、GFRは50%以下に低下しました。

結果:病理組織学的解析において、明らかな糖尿病性腎症の病態 (炎症・線維化・糸球体硬化) を示しました。

ブライアンド博士:「予想以上に良い結果でした!これなら私達の顧客にも売れます。ぜひ次のステップに進みたいです!薬剤評価試験を実施する事にします!対象は SGLT2 阻害剤(ダパグリフロジン)と ACE 阻害剤(ラミプリル)」

薬剤評価試験の 結果については日本クレアにお問合せください!

 

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SDT fatty ラット糖尿病性腎症モデルのご希望の方は、お問い合わせください。

 

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