機能性表示食品の免疫機能表示に関する検討
免疫指標について
機能性食品の免疫活性機能評価方法は確立されていないが、各学会等にその指標が示されています。食品成分等により指標を検討する必要があります。免疫指標となる条件として、次の項目があげられています。
免疫指標が複数動いていることが望ましい
免疫全体を調整していること
自然免疫・獲得免疫双方を調整していること
自然免疫のみの場合は免疫全体を調整することが科学的に説明できること
獲得免疫に関しては、持病予防・治療に結び付かないように記載することが重要
免疫指標の例として次の項目があげられる。
樹状細胞の活性化
食細胞活性
NK細胞活性
T細胞(CD4T)増殖性・活性化
分泌型IgA抗体濃度
これらの指標は、マウスを用いて測定することが可能です。