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ヒト由来糞便材料等の持ち込みについて

 

ヒト大便検体を研究用に用いる場合は令和3年6月30日施行の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(厚生労働省)に沿って実験を行う必要があります。お客様でヒト糞便検体を準備する場合はお客様の所属機関で倫理指針に基づく倫理審査を受審する必要があります。

 

 

 

1)提供ヒト糞便の制限

・提供機関にて匿名化されていること

・健常者から採取された糞便材料等、または医療機関で感染性腸炎等に罹患していないと確認された者から採取された糞便材料である事。(実験責任者または医師のサインが必要となります。)

・提供糞便または投与検体は調整済みの物とし、投与日毎に収納し、2重袋で提供下さい。

提供される検体情報をお知らせください。

 

 

2)検体のバイオハザードについて

試験に用いるヒト糞便検体は、感染症法等に基づき下記に該当するヒトより採材した検体は取り扱いができません。

 

・下記の感染性疾患患者あるいは、もしくは感染の可能性を疑う方からの検体

1)「国立感染症研究所病原菌体等安全管理規程」に準じたヒトに対する病原性レベル3(BSL2)以上の微生物を含まない菌種、菌叢である。

バイオセーフティーレベルは、購入元のレベル表示または、「国立感染症研究所病原体等安全管理規程」、「(独)製品評価技術基盤機構 微生物有害情報データベース」を参照ください。

2)感染症法に定める一種病原体から三種病原体等に定められた特定病原体等に罹患していない患者検体(HCV,HBV,HIV、梅毒等)である。(未確認の場合は当社で検体の検査を行います。)

 ・実験用マウスの当社SPF項目の病原微生物については、お断りすることがあります。

 

 外部からのヒト由来生体材料(糞便)等情報確認書

 

 
3)ヒト由来糞便材料等から単離された培養された菌株(ATCC等の市販菌株)

・使用する微生物材料はバイオセーフティーレベル1および2*に限定します。

  *一部不可の微生物あり

・菌体の送付の際には、保存状況等の情報を提供ください。

 

 追・再試験用に2回以上の投与を可能とする量を確保ください

 

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