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C.B-17脳梗塞モデルマウス

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C.B-17脳梗塞モデルマウス

外科処置によるFOX CHASE SCID C.B-17/Icr-scid/scidJclおよびFOX CHASE SCID C.B-17/Icr-+/+Jclを使用した再現性の非常に高い脳梗塞モデル

◆背景

従来の脳梗塞モデルは動物間および実験室間でかなりのバラツキがあり、再現性に乏しく、虚血ゾーンの再現性における問題点がありました。また、再現性が見られるモデル動物でも長期間生存することができず、有効な実験を継続して行うことができませんでした。そのため、薬剤投与の慢性期予後に与える効果が判定できないだけでなく、脳梗塞発症後の脳機能の改善の実験を行うことが不可能でした。本モデルマウスはそれらの問題を解決すべく、良好な虚血ゾーンの再現性及び長期生存という利点を併せ持つモデルとして、兵庫医科大学の松山 知弘 教授によって開発された外科処置による脳梗塞モデルマウスです。

◆作出方法

改良Tamura法を用い、SCID(FOX CHASE SCID C.B-17/Icr-scid/scidJcl)およびC.B-17(FOX CHASE SCID C.B-17/Icr-+/+Jcl)のMCA(中大脳動脈)に直接電気凝固を施し結紮を行う脳梗塞モデルを作出します。


◆高い再現性

MCA(中大脳動脈)の遠位部分に直接電気凝固を施し結紮を行うと、SCIDおよびC.B-17では高い再現性のある選択的大脳皮質梗塞が誘導されます。


◆高い長期生存率(180日)

慢性期(最大180日間)で高い生存率を有する再現性のある大脳皮質梗塞を示します。マウス16匹において脳梗塞を作製した後の90日および180日における生存率は、それぞれ100%(16/16)および94%(15/16)で高い生存率を示します。

◆特徴

モデルは非常に再現性のある大脳皮質梗塞領域を作り出し、少数のマウスで、様々な治療効果のスクリーニングを可能にします。長期生存率(180日まで)が高く、慢性期における実験的処置の治療効果および副作用の評価が可能です。局所永久虚血のモデルとして、このモデルは部分的にヒト脳梗塞を模倣します。免疫不全モデルのSCIDマウスを使用する事で、異なる種由来のドナー細胞を用いた細胞ベースの治療の評価が可能になります。

◆参考文献
↓C.B-17脳梗塞モデルマウスの説明pdfはこちらをクリック



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