実験動物/その他疾患モデル ・Germ free/
Ordering name: FGS/NgaJcl
Nomenclature: FGS/NgaJcll
維持形態:凍結保存
名古屋大学農学部家畜育種学教室においてCBA/NgaとRFM/Ngaの交配群のF5から発見されたマウス
で、高蛋白尿と巣状糸球体硬化病変が認められたことからFGS(Focal Glomerular Sclerosis)と命名されました。
6週齢頃から高蛋白尿を呈する個体が現れ始め、その後11~12週齢頃まで蛋白値が増加するものの発症の程度には個体差があり、組織学的には糸球体の硬化萎縮が散見され、メサンギウム細胞主体と思われる増殖性病変と巣状糸球体硬化の混在した病変が認められます。
遺伝的には、2対の常染色体の劣性遺伝子の支配を受けていると考えられます。