FVB/NJcl

実験動物/近交系/

FVB/NJcl

Ordering name: FVB/NJcl
Nomenclature: FVB/NJcl
維持形態:生体コロニー

特徴

繁殖能力が高く多産です。受精卵は、DNAのマイクロインジェクションに適した大型で顕著な前核を持ち、インジェクション後の生存率はC57BL/6Jより良好な成績を示します。また遺伝子の導入されたFVB胚は偽妊娠雌への卵管移植後の生存率も良好です。

毛色遺伝子(Coat Color): AA BB cc DD 白色(アルビノ)

用途

トランスジェニックマウスの作出におけるレシピエント胚として広く有用性が期待されます。

背景データ(体重・血液性状・血液生化学・器官重量)

◆ FVB/NJclマウス 10週データ
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由来

NIHで作出されたSwiss系outbred(N:GP)に由来します。百日咳ワクチン接種後のヒスタミン投与に対する感受性を指標にHSFS/NとHSFR/N両系統が選抜され、HSFS/NのF8でFriend白血球ウイルスのB型に感受性を持つホモ型がFVBとして近交系化されました。武藤 誠先生(元京都大学)より日本クレア(株)に導入され、生産・供給を開始しました。

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