BALB/cAJcl
BALB/cByJJcl

実験動物/近交系/

BALB/cAJcl<br>BALB/cByJJcl

Ordering name: BALB/cAJcl
BALB/cByJJcl
Nomenclature: BALB/cAJcl, BALB/cByJJcl
維持形態:生体コロニー

特徴

アルビノマウスであり、各種の自然発生腫瘍は比較的低発です。
BALB/cByJは欧米ではBALB/cのsublineの中で最も多く使用されています。

毛色遺伝子(Coat Color):AA bb cc DD 白色(アルビノ)

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用途

免疫・モノクローナル抗体研究やスクリーニング等の分野に使用されております。

背景データ(体重・血液性状・血液生化学・器官重量)

◆ BALB/cAJclマウス 10週データ
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◆BALB/cByJJclマウス 10週データ
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由来

由来

1913年:Baggが突然変異のalbinoマウスを維持する(Bagg Albinoと呼ばれる)。LittleによりBALBと命名される。
1923年:Mc Dowellにより兄妹交配が行われる。
1932年:F=36でSnellにわたり、BALB/cとなる。以後多数の亜系が作成され、ヨーロッパに渡ったものがBALB/cAとなる。
1964年:1940年にAndervontよりBailleyに渡されたものをもとに、Jackson研究所がBALB/cByJとして生産供給開始。
1973年:Dr.C.W. Friis(Denmark)よりBALB/cAとBALB/cA-nu(ヌードマウス)が実中研に導入される。
1980年:BALB/cAJclとして日本クレア社より生産・供給を開始。
1986年:ジャクソン研究所よりBALB/cBy(F=156)を導入し、BALB/cByJclとして生産供給を開始。

プロモーション情報

 

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