実験動物/近交系/
Ordering name: C57BL/6JJcl
C57BL/6NJcl
Nomenclature: C57BL/6JJcl, C57BL/6NJcl
維持形態:生体コロニー
乳ガン低発で外因的な腫瘍誘発に対して抵抗性を持つことで知られ、ガン・免疫研究をはじめ、毒性・微生物分野など幅広く使用されています。また最近は発生工学の胚提供用マウスとしても使用されています。
1921年:Lathropが持つマウスをLittleが購入し、近親交配を行い数系統が育成された。
メスのNo.57とオスのNo.52の交配を起源とし、毛色が黒色(Black)に固定されたものがC57BLと命名された。
1937年:Littleの維持するC57BLの6番目のSublineがC57BL/6、10番目のSublineがC57BL/10と命名された。
1947年:LittleよりJackson研究所に導入され、C57BL/6Jとして供給される。
1951年:NIHはJackson研究所からC57BL/6Jを導入し、C57BL/6Nとして維持している。
1978年:NIHからC57BL/6N(F=124)を導入し、実中研を経由し、C57BL/6NJclとして1979年より生産供給開始。
1986年:Jackson研究所よりC57BL/6J(F=166)を当社に導入して、翌年の1987年3月よりC57BL/6JJclとして生産供給を開始。