GK/Jcl
GK(Goto-Kakizaki)ラットは、東北大学の後藤・柿崎らがインスリン非依存性糖尿病(NIDDM)は多遺伝子(ポリジーン)疾患であるという作業仮説のもと、Jcl:Wistarラットを用いて経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行い、耐糖能の低下している個体による選抜交配を重ねることによって確立された系統です。東北大学から導入され、GK/Jclとして生産・供給を開始しました。
GKラットは、肥満は認められず、血糖値は幼若時より高値を示しますが、4週齢以降は約200mg/dl前後で推移するため高血糖状態は軽度です。糖負荷後の血糖上昇は高くブドウ糖に対する重度のインスリン分泌不全を示すと同時に、飽食時の血漿インスリンはむしろ高めで軽度のインスリン抵抗性も見られます。胎生期より膵ラ島の形成不全・ベータ細胞数減少が見られ加齢により繊維化が進行します。また末梢神経障害や軽度の腎障害、細小血管障害などの合併症が見られます。
ヒトの非肥満・2型糖尿病の病因・病態の解明、治療法の開発等
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